ひみ里山杉は、強靭さと柔軟性を併せ持ち虫害に強く、物流や漁業を支える造船用材として重宝されました。 浅野総一郎・高峰譲吉・安田善次郎の電力振興策により、電柱・電信柱の材料として盛んに使用され、「ボカ杉林業」の植栽体系が確立されました。昭和30年、木材資源利用合理化方策により土木・建設に木材が利用されなくなりました。その結果、植林をした杉も放置され、手入れがされなくなった森は荒れ、雪折れや風倒などの被害が多発しました。 平成24年、危機感を募らせ、“ひみ里山杉活用協議会”を発足させて、“ひみ里山杉のブランド化”をスタ−トしました。

製材所だからできる素材を届けていきます。 形の変わったもの・質感・香りがあるものなど、木材に触れて初めてわかる魅力をお届けします。